断食でデトックス
デトックスの方法で、大昔から行われていたことがあります。
それは、断食です。
古くから、体を清める為に断食をしてきたと言われています。
昔、断食は今のようにデトックスのためではなく、儀式のようなものとして扱われていました。
断食することは、精神的に洗浄効果もあるのでしょうが、肉体的にも洗浄効果は高いです。
断食をすると、何も食べませんから、普段、働いてばかりいる消化器官が、休みに入ります。
日々、休むことなく働いている消化器官は、とても疲労していますが、疲れによって働きが弱くなると、通常、消化器官が行うデトックス機能も弱まってしまいます。
ですから、消化器官を断食によって、休息させるという方法は、体のデトックス効果を高めるためにとても有効なことなのです。
当然ですが、断食によって、カロリー摂取がなくなりますから、体は体内に蓄積してあるエネルギーを消費して、なんとか活動のエネルギーにします。
結果、体内脂肪が燃焼し、毒素も同時に燃焼するということです。
昔の人は、もちろん、断食について、ここまでの知識はなかったでしょうから、科学的な根拠のないまま、断食を行っていたのでしょうね。
ですが、断食が文化のひとつとして、これまで続けられたということは、断食をすると体が健康になるという、事実に基づいていたからだと思います。
昔から、断食によって、体調が回復するなど、治療方法にもなっていたそうですから、迷信ではなく、とても論理的な方法だったと言えるでしょう。